マインクラフト(Minecraft)の2025年秋の小規模アップデートで、建築勢からサバイバルプレイヤーまで注目の新要素「棚(シェルフ)」と「銅ゴーレム像」が追加されることが明らかになりました。
本記事では、棚のクラフト方法や便利な使い方、レッドストーンとの連携機能、建築用装飾ブロックとしての可能性、そして銅ゴーレムの銅像化機能とその活用例(プレビュー版Ver1.21.110.20で確認された新要素)について詳しく解説します。

棚(シェルフ)のクラフト方法と対応木材
新たに追加される「棚」は、すべての種類の木材からクラフトすることができます。通常の木材ではなく、「樹皮を剥いだ状態の原木」を上下に3つずつ、計6個配置することで、その色に対応した棚6個が作成できます。

オーバーワールドの木材だけでなく、竹やネザー由来の木材にも対応しており、様々な建築テーマにマッチするデザインが用意されています。

棚の設置と使い方|額縁と本棚の融合ブロック
棚は壁にも床にも自由に設置でき、見た目や設置感は額縁とトラップドアの中間のような印象です。基本的には壁に立てかけるような設置が主流になるでしょう。


1つの棚には最大3つのアイテムスロットがあり、プレイヤーの狙った位置に向けてアイテムをタップすると、そこにアイテムを収納できます。スタック可能なアイテムはそのまま一括で収納され、取り出す時も狙いを定めてタップすればOKです。

アイテムの入れ替え機能に注意
棚にアイテムを入れる際、既に何かが収納されている枠に向かって別のアイテムを使うと、入れ替え動作が発生します。誤って装備や貴重品を入れ替えないよう注意が必要です。空のスロットにカーソルを合わせて使用するのがポイントです。
レッドストーン信号による棚のホットバー連携機能
この棚の最大の特徴は、レッドストーン信号を受けることでホットバーと一括で入れ替えができる点です。
ホットバーの右から3つずつ入れ替えることが可能。例えば、棚1個の場合は右から3個、棚2個連結した場合は右から6個入れ替えます。

使い方の例:
- 棚を3つ横並びに設置(3棚×3スロット=9スロット)
- プレイヤーのホットバー(9スロット)と完全に一致する
- レッドストーン信号が通った状態で棚をタップすると、ホットバーのアイテムが一括で棚と入れ替えられる
この機能を活かすと、以下のような応用が可能です:
- 拠点に「日常装備用」「ネザー探索用」「建築用」などのロッカー棚を配置し、ワンタップで装備を切り替える
- 死亡時の復帰用に予備装備をセットしておく
- チームプレイ時に役割別のツールセットを即時交換
※注意点として、ホットバー以外のインベントリ(上段スロットなど)や装備スロットの入れ替えには対応していません。

建築勢にうれしい装飾ブロックとしての「棚」
棚は縦置きが可能なハーフブロック風アイテムとしても注目されています。今までのハーフブロックやトラップドア、看板では表現できなかった「厚み」や「立体感」のある装飾が可能となりました。

- 看板の代わりに使って重厚な家具を表現
- 原木の側面に棚を配置してリアルなキャビネット風建築
- 棚にアイテムを飾ることで、博物館やアイテムショップのような装飾が可能
さらに、棚はトラップドアと同様に光源を透過しますので、光源の周囲に配置しても暗くなりません。

銅ゴーレムの「銅像化」機能とは?
新たに実装される要素として、「銅ゴーレムの銅像化」も注目です。銅ゴーレムは時間の経過とともに酸化し、最終的には完全に停止して銅像状態になります。

銅像状態の操作方法:
- しゃがみながらタップすると、以下のようにポーズを変更可能
- 立ち姿
- 座り姿
- 歩行ポーズ
- 跳ねるポーズ(ジャンプ台風)
これにより、インテリアとしてポーズの違う複数の銅像を並べる装飾が可能になります。銅像化したゴーレムはツルハシなどで回収してアイテム化でき、再配置も自由自在です。
さらに、再び動かしたい場合は斧で研けば、錆が落ちていき元通りの銅ゴーレムとして復活します。設置場所や見た目も保存されるため、動的な展示物としての可能性も広がります。


試してみたい方はプレビュー版で体験可能
今回ご紹介した「棚ブロック」や「銅ゴーレム像」などの新要素は、正式リリースに先駆けて、マインクラフト統合版のプレビュー版(ベータ版)で先行体験できます。
※注意:プレビュー版は開発途中のため、不具合や変更の可能性があります。ワールドのバックアップを忘れずに行ってください。
