今回は、毒グモスポナーを使って作ったピストントライデント式の自動クモトラップについて紹介します。クモと毒グモの違いや、糸の使い道、マルチプレイ時の注意点などもあわせて解説しています。
サバイバルで廃坑を探索していると、ときどきクモの巣がびっしり張り巡らされたエリアに出会います。その中心には、毒グモのスポナーがあることが多く、慎重に進まないと毒攻撃で苦戦することもありますよね。
しかしこのスポナー、糸やクモの目を自動で集められる便利なトラップ装置に生まれ変わります。
「序盤の糸不足をなんとかしたい」「自動トラップを試してみたい」
そんな方にとって、参考になる内容になれば幸いです。
スポナーって何?
スポナー(正式名:モンスタースポナー)は、特定のモンスターを定期的にスポーン(出現)させるブロックです。
ブロックの中には回転するモブの模型が見えており、それが出現するモンスターの種類を表しています。

- スポナーは自然生成される構造物の中に存在(廃坑、ダンジョン、森の洋館など)
- プレイヤーが半径16ブロック以内にいると稼働を開始
- スポナーにたいまつを1本立てることで、スポーンを止めることができる(例外あり)
- 壊してもアイテム化せず、入手するすることができない。
今回の記事で紹介しているのは、廃坑で見つかる「毒グモスポナー」です!
クモと毒グモの違いとは?
どちらも、日光の下や明るさレベル12以上では襲ってきません。ただし、洞窟グモ(毒グモ)は廃坑のみにスポーンするため、ほとんどの場合攻撃的です。

▶ 普通のクモ(Spider)
- 地上や洞窟に自然発生
- 壁を登ることがきる
- 毒はない
- ドロップ:糸・クモの目
▶ 毒グモ(Cave Spider)
- 廃坑に生成されるスポナーからのみ出現
- 小さく、隙間をすり抜ける(高さ: 0.5 ブロック)
- 攻撃で毒状態を付与
- ドロップ:糸・クモの目(クモと同じ)
クモのドロップアイテムと使い道
糸の使い道
糸はクラフトの幅が非常に広く、サバイバル初期から中盤以降まで長く役立つ資源です。
- バンドル、弓、釣り竿、リード、足場ブロックなどの素材に
- 糸4つで…羊毛がクラフトできる!
糸 ×4 → 羊毛 ×1
以前はクモの巣から糸がクラフトできましたが、現在はできません。クモの巣を剣で壊したときに糸をドロップします。

クモの目の使い道
- 弱化ポーションなどのポーションの材料として
- アルマジロの誘導、餌
ピストントライデント式クモトラップを作ってみた!
廃坑で毒グモスポナーを発見したので、効率的に経験値と素材を集めるために、自動処理型トラップを作りました。
スポナーはたいまつを立てて湧きつぶししておきます。

クモトラップの作り方の流れ
今回参考にした動画はこちらです。
ウドン:1.21対応【マイクラ統合版】バンドルの素材!超簡単な経験値クモスポナートラップの作り方【PE/PS4/Switch/Xbox/Win10】ver1.21
1. 湧き層を整地する
スポナーの上にハーフブロックを設置して、真上に湧かないようにしておく。
スポナーを中心に【タテ9×ヨコ9×高さ7】の空間を作る。

2. 床の角2か所から水バケツで水流を流す。
水が流れていないエリアは1ブロック掘り下げる。

3.処理層を作成
ピストンをクロック回路で連続して作動させ、トライデントをガラスブロックに当てる仕組みです。クロック回路はオブザーバーを向かい合わせにしています。

処理層の2ブロック手前の床をマグマブロックに置き換えます。処理される前にクモにダメージを与えて処理速度を上げます。

4.仕上げ
水流が止まっているブロックをすべて破壊して処理層まで水流を流す。
たいまつを壊して、素早くガラスブロックで処理層をふさぐ。
トライデントをピストン前のハーフブロックに刺す。


洞窟グモ(毒グモ)対応仕様へ
このままでも使用できますが、まれに隙間から毒グモが出てきてしまいます。
これは、通常のクモより洞窟グモ(毒グモ)が小さいためです。洞窟グモは高さが0.5ブロックのため、ハーフブロックの隙間から出てきてしまいます。
そこで、チェストとその横のブロックの上にカーペットを設置して、わずかに高さを上げ、脱走を防止します。

ピストントライデントについて
レッドストーンとピストンの動力でモンスターをトライデントに押し当ててダメージを与えるという仕組みです。プレイヤーが攻撃しなくても、モンスターが自動で倒されてアイテムをドロップしてくれます。
- 放置でもドロップアイテム、経験値を回収できる。
- 処理速度が速い。
- トライデントはピストン押しは消耗しない。(刺すときに消耗します)
- 「ドロップ増加Ⅲ」のエンチャントのついた剣を持って待機すると、アイテムの量がふえる。
- 稼働したままゲームを終了したり、遠くへ移動したりすると、トライデントが機能しなくなるバグあり。
クモトラップ運用時の注意点
経験値がもらえるのは「トライデントを投げたプレイヤー」だけ!マルチプレイの時は注意してください。
また、スポナーは、プレイヤーが16ブロック以内にいないと動作しません。
待機場所が遠すぎると、トラップが止まってしまいます。
経験値オーブが流れ込む、チェスト前がおすすめです。
湧き層と処理層が近いので、最大8体までしかクモは湧きません。放置しても、クモが詰まったり処理が重くなることはありません。
まとめ
毒グモスポナーを見つけたら、ぜひクモトラップ化を検討しましょう。
スポナーの仕組みを理解すれば、経験値トラップや素材自動収集機としてフル活用できます!
