今回作ったのは、アルマジロ式の経験値トラップです。新モブであるアルマジロと虫食いのポーションを活用し、簡単に経験値を稼ぐことができる仕組みになっています。
特に、エンチャントを効率的に行いたい場合にかなりおすすめできる装置です!
アルマジロの習性を活用した経験値トラップ
アルマジロは、近くにゾンビなどの敵対Mobがいると、身体を丸めてダメージを軽減する性質があります。この防御モードの間は、移動こそしないものの、しっかり生存しており、デスポーンもしないため、トラップの中で常駐させることができます。
この性質をうまく利用し、ゾンビをトラップ内に常に配置しておくことで、アルマジロを常時丸まった状態に維持させることが可能となります。
虫食いのポーションを使った経験値トラップの仕組み
今回のトラップの核心部分は、虫食いのポーションです。
「虫食い」は、攻撃を受けた際にシルバーフィッシュ出現させる効果を持っています。体力を減少させるない雪玉や卵、ノックバックのみを与える攻撃でもシルバーフィッシュがスポーンする可能性があります。
アルマジロがサボテンで攻撃を受け、シルバーフィッシュが出現。敵対Mobであるシルバーフィッシュをプレイヤーが倒すことで経験値を得ることができます。
虫食いのスプラッシュポーションの作り方
1.水入り瓶+ネザーウォートで「奇妙なポーション」を作成

2.奇妙なポーション+石で「虫食いのポーション」を作成

3.火薬を加えて「虫食いのスプラッシュポーション」を作成

虫食いのポーションは延長・強化ができません。
経験値トラップの建設場所と設計上の工夫
装置にはコンポスターを使用するため、アイアンゴーレムトラップのシステムとの干渉が起こらないように、今回は*拠点から離れた地下深く(Y=-50)に小部屋を作り、トラップを設置しました。水流エレベーターで移動できるようにすれば、移動時間は気になりません。

アルマジロ式経験値トラップの作り方(簡易まとめ)
今回は、こちらの動画を参考に作成しました。
ウドン:1.21.60対応【マイクラ統合版】35秒でLv.30到達!最強アルマジロ式経験値トラップの作り方【PE/PS4/Switch/Xbox/Win10】ver1.21
アルマジロ式経験値トラップに必要な材料の例
- アルマジロ ×2~5(サバンナ・メサで捕獲)、クモの目
- サボテン、砂、コンポスター
- ガラス、不透過ブロック、石レンガ
- ホッパー、チェスト、ディスペンサー、ボタン
- 名札(金床で名前変更、なくてもOK)、ゾンビ1体
- レッドストーン、コンパレーター、レバー
- トライデント ×3(耐久値が低くても可)
- フェンス、トラップドア、レール、トロッコ
- 水入りバケツ
- ブレイズパウダー、水入り瓶、ネザーウォート、火薬、石(ポーション用)

経験値トラップの基本構造
- 石レンガを置いて位置を決め、穴を掘る
T字の下部手前(視点側)に縦2マス深さ3マスの穴を掘る。
T字の上の方角が北。トライデントが機能しなくなる不具合の対策として。 - 穴の中にサボテン設置
手前の底に砂を置き、横の3方の壁を壊してその上にサボテンを配置。さらにその上の壁にコンポスターを設置。 - トラップドア、仮ブロック設置
トラップドアを穴の上に設置して石レンガは撤去。 穴の上3ブロック上に仮ブロックを設置。(ゾンビが日光でデスポーンするのを防ぐためなので、今回は仮ブロックは設置しませんでした。) - ゾンビを誘導・固定、投薬装置の設置
夜にゾンビを穴へ誘導し、デスポーンさせないために名札で名前をつける。名札がなければヘルメットなどの装備を投げて装着させる。穴を石レンガでふさぐ。
ガラス、ディスペンサー、ホッパー、チェスト、ボタン、を配置。 - アルマジロを搬入
レールとトロッコでアルマジロをコンポスター上に運び、トロッコを壊す。コンポスターの中で丸まってダメージを受けている状態にする。
最大5体まで搬入可能(多いほど効率↑)。今回は5匹入れました! - 処理層
フェンスとトラップドアを設置して処理層を作成。コンポスターの上から水入りバケツで水流を流します。 - 回路の設置
石以外のブロックで回路を作成。
レバー→コンパレーター(減算モード)→レッドストーンで信号伝達。 - トライデントの設置
トラップドアの上に仮ブロックを置き、下からしゃがみながら、なるべく装置側にトライデントを3本刺す。
仮ブロックを撤去すると、トライデントが落ちてトラップドアに刺さる。
このとき、装置側に寄りすぎると、トライデントが落ちてこない。 - 調合台でスプラッシュポーション作成
ネザーウォート → 石 → 火薬の順に投入し、虫食いのスプラッシュポーションを作り、チェストに入れておく。
経験値トラップの使い方
- レバーで処理層をONにする
- ディスペンサーのボタンを押す(シルバーフィッシュが湧く)
- トラップドア+トライデントで高速処理され、経験値が大量発生
- 少し離れた場所で待機すれば、自動的に経験値が吸収される

経験値トラップについて補足と注意
- アルマジロはゾンビの近くだと繁殖できないため、繁殖用には別の場所に一時避難させる。
- 石レンガからシルバーフィッシュが湧くため、そのほかのブロックはを石系(石、石畳、石レンガなど)以外を使用。
- トライデントが耐久低でも機能するが、刺すときに耐久値を消耗するので注意。
- トライデントを投げた人に経験値が溜まるので、マルチプレイの場合は注意が必要。
- 効率化したい場合、アルマジロの数を増やすとシルバーフィッシュのスポーンが加速する。(増やしすぎると環境によっては動作が重くなる)
アルマジロの移動でのトラブル
少し手間取ったのがアルマジロの移動でした。
特に問題となったのは、トロッコの水没です。地下への移動ですので、直下掘りで水へ着地するようにしたのですが、1匹目を無事に移動させたあと、2匹目を連れてこようとしたところ、なぜか途中で消えてしまい、かなり焦りました。
原因を調べてみると、1匹目を運んだ際のトロッコが水の中に沈んでおり、2匹目がそのトロッコに当たったことでデスポーンしてしまったようです。この点は盲点でした。
最終的には地下で5匹まで繁殖させ、稼働数を安定させることができました。
アルマジロ式経験値トラップの実際の効果と使用感
完成したトラップを使ってみたところ、アルマジロ5匹、虫食いのポーション1本(3分間)で、レベルが23から60まで上昇しました。
これは、過去に作成したスケルトントラップやゾンビスポナー式の装置と比較しても、圧倒的な効率でした。
しかも、このトラップの良いところはコンパクトで、スピーディなところです。虫食いのポーションを使用することで、自分のタイミングで経験値を稼ぐことができます。
使い勝手良くアレンジ
スプラッシュポーションは数個で十分かと思い、チェストとホッパーは取り除きました。直接ディスペンサーに入れることにします。
また、装置を稼働している際、近づきすぎてトライデントを自分で回収してしまうので、柵を取り付けました。

まとめ:少し手間でも、試す価値ありの新型経験値トラップ
今回のアルマジロ式トラップは、比較的新しい要素を取り入れつつも、材料や構造自体はそれほど難しくなく、プレイヤーの工夫次第で高い効果を得られるタイプのトラップでした。
ゾンビを使用しているので、うっかりモードを「ピースフル」にしてしまうと稼働しなくなりますので注意が必要です。
建設にあたっての細かな工夫や、Mobの移動の際の注意点なども含めて、今後類似の装置を作る方の参考になれば幸いです。
それでは、また何か面白い仕組みを試したら記録していこうと思います。ご覧いただきありがとうございました。