マインクラフトの中でも特にロマンのある武器、それが「トライデント」です。
剣でも弓でもない、唯一無二の投擲武器として人気がありますが、その入手方法や使い方は少し特殊です。今回は、トライデントの入手方法・使い道・おすすめエンチャントをわかりやすく紹介します。

トライデントとは?
トライデントは、近接攻撃と遠距離攻撃の両方ができる万能武器です。
そのまま振るえば剣のように攻撃でき、投げれば飛んでいきます。しかも特別なエンチャントを付けることで、雷を落としたり、水中を高速で移動したりと、他の武器ではできない特殊な能力を発揮します。
ただし、トライデントはクラフト不可能。
つまり、敵からのドロップでしか手に入らないレアアイテムです。

トライデントの入手方法
溺死ゾンビ(ドラウンド)を倒す
トライデントは、溺死ゾンビ(ドラウンド)がドロップします。
すべてのドラウンドが持っているわけではなく、トライデントを装備している個体のみが稀に落とします。しかもドロップ率は非常に低いため、根気が必要です。

- トライデントを装備してスポーンする確率:15%(統合版)
※Java版は6.25% - 通常ドロップ率:8.5%
- 「ドロップ増加Ⅲ」のエンチャントがついた剣を使うと確率が上昇
- 溺死ゾンビが投げたトライデントは回収できない

溺死ゾンビはどこに湧く?
溺死ゾンビは、海や川、鍾乳洞バイオームの水中に出現します(統合版では水の底)。特に河川バイオームで多くスポーンします。日光の明るさレベル7以下でスポーンしますので、日中は水深が浅い場所ではスポーンしません。

夜間や屋根のある場所では、通常のゾンビが水に落ちてドラウンドに変わることもありますが、トライデントは装備しません。
溺死ゾンビを倒してトライデントを入手するなら、陸地が近く、見通しの良い広い海底がおすすめです。水中呼吸のポーションや水中呼吸のエンチャントが付いたヘルメットがあると安心です。

トライデント持ちのドラウンドとの戦い方
トライデント持ちのドラウンドは、遠距離攻撃が強力で、油断すると一撃で大ダメージを受けることもあります。油断すると非常に危険ですが、盾や弓を活用すれば安定して倒せます。
陸に誘い出すのも一つの方法です。陸上ではドラウンドの移動が遅くなります。無理に水中で突っ込むよりも、安全に立ち回ることで、レアなトライデントを効率よく狙うことができます。
安全に戦うコツ:
- 水中で無理に戦わず、陸地や浅瀬まで誘い出す
- 弓で先制攻撃
- 盾を構えて防御しながら近づく
- 接近し剣で連続攻撃

トライデントトラップを作る
効率よくトライデントを集めたいなら、ドラウンドトラップ(トライデントトラップ)の作成がおすすめです。
統合版では、自動的に処理する装置を作ることで、放置していてもドロップを回収できます。エンチャント付きのトライデントも狙えます。
ゾンビや溺死ゾンビはウミガメの卵を踏みつける習性があります。この習性を利用するタイプのトラップが多く、ウミガメの卵の入手が必須です。

新品のトライデントを入手する方法(統合版限定)
統合版では新品のトライデントを入手できる方法が存在します。(2025年10月28日現在)
それが、「オウムガイの殻」との交換です。
ライデント装備したドラウンドに、オウムガイの殻を渡す(投げる)と、持っているトライデントを捨てるというバグによりトライデントを新品状態で得ることもできました。
ただし、今後のアップデートで修正予定となっています。

トライデントの使い方
投げることもできる!
剣のような近距離攻撃が可能ですが、右クリック(または長押し)で投げることが可能です。プレイヤーが投げたトライデントは回収可能です。
敵に命中すると強力なダメージを与え、特定のエンチャント(例:忠誠、チャネリング)を付けることでさらなる効果を発揮します。
統合版ではトラップの処理層に利用できる(ピストントライデント)
統合版では、ピストントライデントという特殊な使い方があります。
これは、ピストンで押し出されたトライデントをモブ処理装置の一部に利用するテクニックです。トライデントがエンティティとして判定され、敵を自動で攻撃できます。
ただし、仕様変更やアップデートで動作が変わることがあるため注意が必要です。
トライデントに付けられるエンチャント
トライデントは他の武器にはない専用エンチャントを付与できます。
武器として使用する場合は、忠誠が必須です。投げたトライデントが勝手に戻ってくるので回収する必要がありません。また、耐久力、修繕がついていれば壊れにくくなります。
水中をすばやく移動するには激流を付けると便利です。雨が降っているときは空に向かって使えば高く飛び上がることができます。ただし、投げることができなくなります。
武器としてのおすすめエンチャントは、忠誠Ⅲ、水生特効Ⅴ、耐久力Ⅲ、修繕です。

水生特効は水中のモブへの攻撃力が上がります。
(Java版) 敵対モブではガーディアンとエルダーガーディアンが対象です。溺死ゾンビ(ドラウンド)はアンデッドに分類されますので対象外です。アンデッド特効はトライデントに付与できません。
(統合版)水や雨に触れているモブ(濡れているモブ)への攻撃力もアップします。
トライデントに付けられるエンチャント
付与できるエンチャントは以下の通りです。
| エンチャント名 | 同時に付与できないエンチャント | 効果 |
|---|---|---|
| 忠誠(Ⅰ~Ⅲ) | 激流 | 投げたトライデントが戻ってくる |
| 激流(Ⅰ~Ⅲ) | 忠誠、召雷 | 水中や雨天時に投げた方向に一緒に飛ぶ |
| 召雷(チャネリング)(Ⅰ) | 激流 | 雷雨時に投げるとヒットしたモブまたは避雷針に雷を落とす |
| 水生特効(Ⅰ~Ⅴ) | 水中のモブ(統合版では水や雨に触れているモブも)への攻撃力がアップ | |
| 修繕(Ⅰ) | 経験値で耐久値を回復する | |
| 耐久力(Ⅰ~Ⅲ) | 壊れにくくなる |

おすすめのエンチャント
ピストントライデントに使うときの注意
トラップでピストントライデントに使う場合、「忠誠」や「激流」のエンチャントを付けると使用できません。(忠誠:投げると戻ってきてしまう、激流:投げられない)
基本的にはトラップ用に使用する場合はエンチャントなしのトライデントを使います。
ただし、ガーディアントラップに使用する場合は、「水生特効」を付けると効率が上がります。

トライデントの修理方法
トライデントは強力な武器ですが、使用するたびに耐久値が減少します。また、耐久値の少ないトライデントを複数入手した場合に合成して耐久値を上げることが可能です。
作業台または砥石で修理
最も基本的な修理方法は、クラフト画面で同じトライデントを2本組み合わせることです。
作業台やインベントリのクラフト欄に、消耗したトライデント2本を置いて、耐久値を1本にまとめられます。
- 2本の耐久値が合計される
- さらに耐久値が5%上乗せされる
- エンチャント効果は失われる

金床で修理する
金床を使えば、エンチャントを残したままトライデントを修理できます。
同じ種類のトライデントを素材として組み合わせると、耐久値が回復し、双方のエンチャントを引き継ぐことも可能です。
- エンチャントを保持したまま修理できる
- 複数のエンチャントを合成して強化できる
- 経験値コストが必要





