マインクラフトのワールドデータの保存場所について解説します。とくにバックアップを取りたいときや、別のPCに移動したいときには、保存場所を把握しておくと安心ですよね。
今回は、Java版と統合版(Bedrock版)それぞれのワールドデータの保存先と、簡単にアクセスする方法についてご紹介します。
Java版のワールドデータ保存先
Java版のマインクラフトでは、ローカルワールドのデータはユーザーのパソコン内に保存されています。
保存場所(Windowsの場合):
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\.minecraft\saves

※「AppData」フォルダは隠しフォルダになっています。そのため、エクスプローラーの表示設定で「隠しファイル」を表示するようにしてください。次の方法では設定不要でアクセスできます。
「saves」フォルダの中には、自分が作成したワールドがそれぞれフォルダ単位で保存されています。
ゲームの画面からもアクセス可能
ゲームのワールドデータ選択画面からもフォルダを開くことができます。
「編集」→「ワールドフォルダーを開く」

統合版(Bedrock版)のワールドデータ保存先
統合版(Windows10・11版やPE版など)は、Java版とは異なる場所に保存されています。
保存場所(Windowsの場合):
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\minecraftWorlds

※「AppData」フォルダは隠しフォルダになっています。そのため、エクスプローラーの表示設定で「隠しファイル」を表示するようにしてください。次の方法では設定不要でアクセスできます。
こちらも「AppData」以下ですが、「Packages」フォルダの中にある専用ディレクトリに保存されています。
ワールドデータ保存先に簡単にアクセスする方法
方法1:ファイル名を指定して実行で開く
キーボードでWindowsキー + R
を押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

以下のパスをコピーして貼り付け、「OK」をクリック。すると、直接ワールドデータのフォルダが開きます。
Java版:
%appdata%\.minecraft\saves
統合版:
%localappdata%\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\minecraftWorlds
この方法なら、いちいち隠しフォルダを表示しなくてもすぐにアクセスできますよ。
方法2:デスクトップにショートカットを作成する
よくアクセスする方は、デスクトップにショートカットを作成しておくと便利です。

手順:
- デスクトップの空白部分を右クリック
- 「新規作成」→「ショートカット」を選択
- 保存先のパスを入力:
- Java版の場合:
%appdata%\.minecraft\saves
- 統合版の場合:
%localappdata%\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\minecraftWorlds
- Java版の場合:
- 「次へ」をクリックし、好きな名前をつけて「完了」

これで、デスクトップから簡単にアクセスできるようになります。
ワールドデータの保存場所がわかれば安心
大切なワールドを守るためにも、保存先を知っておくことはとても大切です。とくにアップデートやPCのトラブルの前には、バックアップを取っておくとより安心ですね。
USBメモリや外付けHDDなどにコピーしておけば、いつでも元の状態に戻すことができますし、別の端末で続きから遊ぶこともできます。