マインクラフトには数多くの生き物がいますが、その中でもコレクション心をくすぐるのが「熱帯魚」です。なんと実際のゲーム内では熱帯魚の見た目は2700種類!しかし、その中で“名前付き”として区別されるのは22種類。今回は、その22種類をすべて集めることに挑戦しました。

マインクラフトの熱帯魚とは?
熱帯魚は、暖かい海バイオームに生息するカラフルな小魚です。見た目が鮮やかで、水槽や観賞用にぴったり。水バケツを使えば捕獲して持ち運びもでき、コレクション要素としても人気があります。また、熱帯魚入りバケツはウーパールーパ―の繁殖に使用できます。
食料にすることもできますが、回復量は少ないです。焼いて食べることはできません。

熱帯魚は模様・色・大きさの組み合わせで、合計3584種類あるといわれています。そのうち自然スポーンするものが2700種類です。
模様(形状)は12種類
・大きいサイズ6種類
フロッパー、グリッター、ベティ、カゴカキダイ(ストライピー)、ブロックフィッシュ、クレイフィッシュ
・小さいサイズ6種類
コーブ、スヌーパー、ブラインリー、サンストリーク、ダッシャー、スポッティ
色は15種類(黒を除く)
白色、橙色、赤紫色、空色、黄色、黄緑色、桃色、灰色、薄灰色、青緑色、紫色、青色、茶色、緑色、赤色

熱帯魚のスポーン条件
熱帯魚はどこでも湧くわけではないので、集めるにはスポーン条件を理解しておく必要があります。
- スポーンする距離:プレイヤーから12~32ブロック先の水中
- スポーンする場所:
- ぬるい海
- ぬるい深海
- 暖かい海
- 繁茂した洞窟
- マングローブの沼地
- スポーンの仕方:
- 固定された模様 → 3~5匹の群れ
- ランダムな模様 → 1~3匹の群れ
- Y座標条件:
- 海洋バイオーム(ぬるい海/ぬるい深海/暖かい海)では Y=50~64、水面のみ
- 繁茂した洞窟では 地下であればY座標を問わずスポーン

つまり、暖かい海で狙う場合は水面付近の高さで待機し、不要な魚をデスポーンさせながら粘るのが効果的です。
暖かい海はどこにある?特徴は?
熱帯魚を探すには、まず暖かい海を見つける必要があります。
- 海洋バイオームの一種で、砂漠やサバンナなどの暖かいバイオームすることが多い
- 水の色がエメラルドグリーンっぽく、海底にはカラフルなサンゴブロックやサンゴが広がっている
- ナマコがスポーンし、夜は海底を明るく照らします
- 昆布は生えておらず、タラ、サケはスポーンしません。

熱帯魚の捕獲に必要な持ち物リスト
熱帯魚を大量に集めるには、長時間の捕獲作業になることが多いです。スムーズに進めるために、以下の持ち物を準備しておきましょう。
- 水バケツ(多めに!)
捕獲の基本アイテム。数匹捕まえるたびに入れ替える手間があるので、多めに持っておくと効率が上がります。 - 食料
熱帯魚を狙っていると、同じ水槽にフグが湧きます。フグのダメージ対策に食料を余裕を持って準備しましょう。 - 足場ブロック
高所から待機してデスポーンを狙う際に昇り降りします。普通のブロックでもOK。 - 松明
夜間の湧きつぶし用。水槽の周囲に置いて安全確保。
熱帯魚の捕獲準備 ― 簡易式熱帯魚トラップを作る
今回の捕獲作戦は、自然のままではなく簡易熱帯魚トラップを作り、人工的に湧かせる方法を選びました。
- 簡易式熱帯魚トラップの作成
暖かい海の水を利用して、水深1ブロックの水槽を用意- サイズは15×15ブロック
- 周囲をブロックで囲んで行動しやすくする
- 湧きつぶしのために松明を置いておく
- さらに工夫として、一部を深さ2ブロックにしておくと効果的。
熱帯魚は習性によって深い方へ移動するため、魚が集まりやすく捕獲がしやすくなるのです。
- 足場ブロックで高い位置で待機
魚のスポーン範囲は12-32ブロックです。湧き上限は20匹。- Y=100まで登って周囲の魚をデスポーンさせる
- その後、Y=90あたりで待機し、上から水槽の様子を観察
- 湧いたら捕獲!
- ある程度湧いたら水槽に戻り、水バケツで熱帯魚をゲット
- 捕獲した魚はバケツに入れたままチェストに仕分けしておく(近くに水槽を作って放すと、湧き上限に達してしまい、トラップに湧かなくなってしまう)
熱帯魚22種類捕獲への道のり
バリエーションが多すぎて「全部集めたい!」と思っても現実的ではありません。そこで狙うべきは名前付きの22種類。これを集めきるのが今回の目標です。実際にやってみると、18種類までは1時間ほどで捕獲成功。意外とテンポよく集まります。
しかし――残りの4種類がなかなか出てこない!
このあたりからは、根気勝負になります。
- 同じ種類ばかり湧く
- 目的の魚がなかなか現れない
- 湧き範囲やプレイヤーの立ち位置で確率が大きく変わる
といった状況が続きます。
統合版ではキビレブダイがスポーンしないバグ
実際に22種類を集めようと挑戦したところ、最後の1種類「キビレブダイ(Yellowtail Parrotfish)」だけがどうしても見つかりませんでした。1時間以上探しても出てこないので調べてみたところ――驚きの事実が判明しました。
- Mojangのバグトラッキングサイトで、キビレブダイが自然にスポーンせず、コマンド召喚でも別の魚に置き換わってしまう不具合が報告されている
- Redditなどの海外コミュニティでも「21種類までは集められたが、キビレブダイだけは存在しない」という報告が多数
- そのため、統合版ではサバイバルモードでキビレブダイを入手できない状態になっている
- 青緑色-黄色のダッシャー(キビレブダイと同じ配色&模様)は低確率でスポーンするらしい
つまり、現時点では22種類コンプリートは不可能。残念ながら、これは「仕様」ではなく「バグ」と考えられています。
将来的なアップデートで修正される可能性はありますが、少なくとも現バージョンでは21種類までが限界のようです。

名前付き熱帯魚21種類一覧
捕獲できた熱帯魚21種はそれぞれ個別の水槽に移してみました。
1、アネモネ 2、ナンヨウハギ 3、ヒレナガハギ
4、チョウチョウウオ 5、シクリッド 6、クマノミ
7、ベタ 8、メギス 9、センネンダイ
10、ヒメジ 11、ツノダシ 12、ハナグロチョウチョウウオ
13、ブダイ 14、クイーンエンゼルフィッシュ 15、レッドシクリッド
16、イソギンポ 17、フエダイ 18、ツバメコノシロ
19、ハマクマノミ 20、モンガラカワハギ 21、キイロハギ
まとめ
- 熱帯魚22種類集めはBedrock版でも可能…と思いきや、キビレブダイは現在スポーンしない
- 実質21種類までしか入手できないため、全コンプリートは修正待ち
- それでも21種類そろえた水槽は圧巻で、水族館づくりの大きな達成感を味わえる
