今回はピグリン要塞(砦の遺跡)について、入手できるアイテムやスポーンするモブ、探し方、攻略に必要な装備など、知っておきたい情報を解説していきます。
ピグリン要塞とは?
ピグリン要塞(砦の遺跡)は、ネザーに自然生成される大型構造物で、主にピグリンたちが住み着いている拠点です。建材にはブラックストーンが多く使われ、周囲の景色に溶け込むように配置されていることが多いです。
要塞の内部には複雑な通路や部屋が存在し、金ブロックやレアアイテムが多数眠っています。一方で、内部は迷路のようになっているため方向感覚を失いやすく、敵対モブも多いため無計画に突っ込むのは危険です。
要塞の存在自体が「高報酬・高リスク」の象徴とも言えるでしょう。

入手できるアイテム:金と戦利品の宝庫
ピグリン要塞(砦の遺跡)の最大の魅力は、その報酬の豪華さにあります。チェストの中には、ゲーム中でも特にレアなアイテムが多数入っています。
- ネザライト強化 鍛冶テンプレート(鍛冶型)
- ブタの鼻風の装飾 鍛冶テンプレート(鍛冶型)
- ブタの鼻の模様の旗の模様
- 古代の残骸、ネザライトの欠片、ダイヤモンド
- レコード(Pigstep)
- 金装備
- ソウルスピードのエンチャント本・金のブーツ
- きらめくブラックストーン(ピグリン要塞のみに生成) など
また、要塞の各所に金ブロックが壁や床に隠されていることも多く、見逃さずに探索することでさらに報酬を増やすことができます。ネザーウォート、マグマクリームやグロウストーンダストといったネザー素材も入手できるので、ポーション作成の素材集めにも役立ちます。

ピグリン要塞(砦の遺跡)の探し方:どうやって見つける?
ピグリン要塞は、玄武岩の三角州(玄武岩デルタ)を除いたネザーのバイオームに生成されます。Y座標が50~70付近を目安にしながら、見晴らしの良い場所を歩き回れば見つかります。
また、装備が整っていれば「エリトラ」を活用することで、空から一気に広範囲を探索できます。ネザーでは溶岩海が広がるため、耐火のポーションを飲んでおくことで安全性が格段に高まります。
もしクリエイティブモードやチートが許可されているワールドであれば、コマンドを使って、ピグリン要塞の座標を確認することも可能です。
ピグリン要塞の座標を表示するコマンド/locate structure bastion_remnant
要塞内にスポーンするモブたち:危険な住人たち
ピグリン要塞(砦の遺跡)には、さまざまなモブが生息しています。中でも注意すべき存在が黒服とも呼ばれる「ピグリンブルート」です。これは通常のピグリンよりもはるかに強く、金装備を着ていても一切見逃してくれません。高い攻撃力と体力を誇り、特に宝物庫などの重要エリアを守っていることが多いため、必ず事前に準備を整えておきましょう。
通常のピグリンは、プレイヤーが金装備を1つでも身に着けていれば敵対してきません。しかしチェストを開けたり、金ブロックを壊した瞬間に一斉に襲いかかってくるので注意が必要です。
ホグリンも要塞内部に登場します。これは大型の四足獣で、近接攻撃力が高く、複数体で囲まれると厄介な相手です。
宝物部屋には最下層にマグマキューブスポナーがあり、マグマキューブが発生します。
どのモブも油断すると命取りになる存在ばかりです。

おすすめの装備と持ち物:攻略の準備は万全に
ピグリン要塞(砦の遺跡)の攻略に向かう際は、準備がすべてと言っても過言ではありません。まず金装備を1つ以上(おすすめは金のヘルメット)身に着けましょう。これだけで通常のピグリンは敵対しなくなります。
防御力に関しては、できればダイヤ装備以上で防御力の高いエンチャントを付与しているのが理想です。剣はダメージ増加のエンチャントがついているものが良いでしょう。
弓は遠距離攻撃用に持っておくと安全に敵を処理できます。衝撃のエンチャントがついていれば、敵に矢を当てた時の衝撃でマグマへ落下させることもできます。
周りが黒いブロックで、足元の穴に気が付かずに落ちてしまうことがあるので、落下耐性が付いたブーツがあると安心です。
その他、持っていくと便利なものは次の通りです:
- 火炎耐性のポーション(溶岩ダメージ対策)
- 回復用の食料(できれば金ニンジンなど高回復量のもの)
- ブロック(足場や壁、目印として使う)
- エンダーパール(マグマに落ちた時、緊急時に投げてテレポートで回避)
- リスポーンアンカー(ネザーでリスポーン地点を設定できる)
ピグリン要塞 攻略のコツ
ピグリン要塞(砦の遺跡)を攻略するには、事前の準備と慎重な行動が重要です。
ピグリンブルートをはじめとする、要塞内にあらかじめ配置されているモブは、一度倒せば再びスポーンしません。そのため、確実に各個撃破して制圧していくことが基本となります。
一方、要塞が生成されたバイオームに応じて、通常のモブも出現します。たとえば、ソウルサンドの谷にある要塞では、スケルトンが頻繁にスポーンするため、別の敵にも常に警戒が必要です。
モブで特に注意すべきは「ピグリンブルート」。金装備をしていても敵対してくる強敵なので、見つけたら優先的に排除しましょう。遠距離攻撃や壁を使った誘導戦が効果的です。

どのモブも遠距離から弓で仕留めるのが安全。もし接近戦になった場合は、1マスの隙間を使って一方的に攻撃するのが効果的。狭い場所に逃げ込んで、攻撃範囲を限定。
要塞の構造は複雑なので、松明やブロックで道順に印をつけるのがおすすめ。入口や仮拠点の座標はメモしておきます。焦らず、着実に進めば、豊かな報酬を安全に手に入れることができます!

ピグリン要塞の4つのバリエーション:構造の違いを知っておこう
ピグリン要塞には4種類の構造があります。それぞれ内部の構成や出現モブの傾向、宝物の位置などが異なります。
ネザライト強化用鍛冶型を狙うなら宝物部屋が確実です。ブタの鼻風の装飾用鍛冶型がチェストから見つかる確率はどの構造でも8.3%です。
橋(Bridge)

まずひとつ目は「橋(Bridge)」タイプ。これは中央に巨大な橋がかかっており、その先にチェストや金ブロックが集中的に置かれているパターンです。ピグリンブルートの数も多く、戦闘が激しくなりがちですが、報酬も非常に豪華です。

建物内に流れ落ちる溶岩があり、注意が必要です。橋の左右に塔があり、大きい塔には2つのチェスト、小さい塔にはチェストが1つあります。

住宅(Housing Units)

ふたつ目は「住宅(Housing Units)」と呼ばれる構造で、小さな部屋がいくつも連なるタイプです。中央部にネザーウォートが植えられています。

各部屋にチェストが隠されていることが多く、探索が細かく必要になります。ピグリンの出現率が高めですが、慎重に進めば比較的安全に進行できます。

ホグリンの小屋(Stables)

三つ目は「ホグリンの小屋(Stables)」。名前の通り、ホグリンが飼われているような広いスペースが目立つタイプで、近距離戦を強いられるシーンが多くなります。宝物の数はやや控えめです。

宝物部屋(Treasure Room)

最後に最も危険かつ報酬の多い「宝物部屋(Treasure Room)」です。
この構造には最下層の中央に金ブロックの塊が堂々と配置され、その周囲にピグリンブルートが何体も護衛として配置されています。守られているチェストには必ずネザライト強化用鍛冶型が入っています。覚悟を決めて挑むべき難関エリアですが、攻略できれば確実に報酬は得られます。


このエリアには、マグマキューブスポナーが生成されます。壊してしまえばマグマキューブは湧かなくなりますが、湧きつぶしをしておけば、マグマキューブトラップを作成することも可能です。
四角い建物の方の最上階にはチェストが複数あります。
おわりに:ピグリン要塞は恐怖と興奮が同居する最高の冒険スポット!
ピグリン要塞は、その危険度と引き換えに、他のどのネザー構造物よりも豊富で貴重なアイテムを提供してくれます。準備不足のまま挑めば即座にやられてしまう一方で、慎重に行動し、構造とモブの性質を理解していれば、確実に大きな報酬を手に入れることができるはずです。
プレイヤーにとって、ピグリン要塞の攻略はひとつの「試練」です。ぜひこの危険な宝庫に挑戦してみてください!