マインクラフトのディープダークバイオーム、古代都市にはスカルク系ブロックが自然生成されます。
深い青緑色の不気味な見た目のブロックですが、それぞれに独特な特徴があります。
この記事では、それぞれの入手方法や特徴、使い方を詳しく解説します。
スカルク系ブロック一覧
スカルク系ブロックは以下の5種類です。
- スカルクセンサー
- スカルクシュリーカー
- スカルクカタリスト
- スカルク
- スカルクヴェイン

これらはディープダークバイオームや古代都市に自然生成されます。
ディープダークバイオームは、地上から非常に深い地下に生成される、不気味で危険な地下バイオームです。その最大の脅威は、音(振動)に反応して出現する最強の敵モブ、ウォーデンです。

スカルク系ブロックの破壊&入手方法
- スカルク系ブロックの適正ツールはクワ
クワで簡単に破壊可能。スカルクヴェイン以外のブロックは、破壊されると経験値をドロップします。 - シルクタッチ付きならブロックのまま入手できます。
- 一部のスカルク関連ブロックは古代都市のチェストからも入手可能。

スカルクセンサー
スカルクセンサーは、周囲の振動を感知するセンサーブロックです。
プレイヤーの足音、ブロックの設置や破壊、チェストの開閉、弓矢の発射など、あらゆる行動が振動源となります。
振動を感知するとレッドストーン信号を出力するため、トラップやレッドストーン回路の動力源として活用できます。

- 半径8ブロック以内の振動を検知してレッドストーン信号を出力。(振動源から近いほど強い信号を出力)
- 振動を検知すると半径8ブロック以内のスカルクシュリーカーに伝達する。
- センサーとシュリーカーの間に羊毛を置くことで信号を阻害することができる。
- クールダウン: 一度作動すると、次の振動を感知するまでに約2秒間のクールダウンがある。
- 振動を検知する動作例:歩行、ジャンプ、アイテムを投げる、チェストを開ける、モブの移動、ボート・トロッコの動きなど。
- ブロック越しでも振動を検知可能。
- 水中でも機能する。
- 羊毛ブロックの上を歩くと感知されない。
- スニーク状態では反応しない(高所からスニーク落下しても同様)。
- 信号を検知したときに約2秒間光る。
- ピストンや粘着ピストンで動かすことができない。

スカルクシュリーカー
スカルクシュリーカーは、スカルクセンサーが検知した振動を受け取ったり、プレイヤーが直接ブロックの上に乗ったりすると作動するブロックです。
作動すると不気味な叫び声(悲鳴)をあげ、周囲のプレイヤーに「暗闇」のステータス効果を付与します。さらに、複数回作動させると、強力なモブであるウォーデンを召喚する危険なブロックです。

- プレイヤーが直接触れるか、スカルクセンサーからの信号で起動。
- 半径8ブロック以内のスカルクセンサーから信号を受け取る。
- ウォーデン召喚: 4回目の起動でウォーデンを召喚します。
- 発動時、40ブロック以内のプレイヤーに12秒間の暗闇効果を付与。
- 発動するとプレイヤー一人10秒間のクールダウン。(10秒たつまでどのスカルクシュリーカーも起動できない)
- 起動すると、ウォーデンに警報を出すための「警戒レベル」が1増加する。警戒レベルがレベル4に達すると、なるとウォーデンが出現する。
- 警告レベルは10分に1ずつ減少。
ウォーデンを召喚できるのは、自然生成されたスカルクシュリーカーのみです。プレイヤーが設置したものはウォーデンを召喚しません。


スカルクカタリスト
カタリストは「触媒」という意味です。スカルクカタリストはその周辺8ブロック以内でモブが倒されると、その経験値を吸収して周囲のブロックをスカルクブロックに変質させます。

- 半径8ブロック以内でモブやプレーヤーが死亡すると、周囲のブロックをスカルクブロックまたはスカルクヴェインに変化させる。
- 生成時、モブの経験値を吸収し、経験値をドロップしない。
- スカルクセンサーやスカルクシュリーカーが生成される場合あり。
- 広がりの規模はモブやプレイヤーの持つ経験値量に比例。
- 土の道や耕地などで囲むと広がりを防止可能。

スカルク
スカルクブロックは、スカルクカタリストの作用によって生成される基本的な装飾ブロックです。特別な機能はありませんが、ヒカリゴケのように青く点滅する粒子を放つ、独特な見た目が特徴です。
- ディープダークバイオームの主要構成ブロック。
- スカルクカタリストの効果で広がる。

スカルクヴェイン
主に装飾ブロックとして利用されます。ヒカリゴケと同様ににブロックの表面に設置することがきます。
その不気味で幻想的な見た目は、建物の装飾や、特定の雰囲気を出すための演出に役立ちます。特別な機能はほとんどありません。スカルクカタリストによって生成されるブロックの一つです。
- スカルクの広がりの端に生成されることが多い。
- どの方向の面にも設置可能。
- ガラスブロックの表面や水中にも置ける。

スカルクセンサーの利用方法
スカルクセンサーは単なる装飾ではなく、振動検知システムの中心パーツとして様々な利用方法があります。
- 無線式ドア開閉システム
壁越しや水中でも信号を送れるため、隠し扉のトリガーとして便利です。 - 侵入者検知装置
拠点の床下や入口付近に設置して、歩行・ジャンプなどの振動を感知し、音を鳴らしたり装置を発動することが可能。 - 自動ライト点灯
プレイヤーの足音や行動を検知してレッドストーンランプを点灯させる仕組みに活用できます。 - アレイによるアイテム自動回収
スカルクセンサーで音符ブロックを鳴らすことでアレイにアイテムを持ってきてもらえます。
回収ポイントにホッパーやチェストを設置すれば、完全自動のアイテム収集システムが完成します。

これらの利用方法を羊毛ブロックによる振動遮断と組み合わせれば、感知範囲を自在にコントロール可能。さらに、水中ではスカルクセンサー特有の「カラカラ」という作動音が消えるため、音が気になる場合はスカルクセンサーをブロックで囲い、水で満たすことで静音化が可能です。
レッドストーン回路初心者でも比較的簡単に仕組みを作れるため、サバイバルでも活躍します。

調律されたスカルクセンサー
調律されたスカルクセンサーは、通常のスカルクセンサーにアメジストの欠片をクラフト素材として加えることで作成できる上位版です。
通常のスカルクセンサーと同様に振動を検知しますが、側面からレッドストーン信号を入力することで検知範囲を調整できるのが最大の特徴です。
- 信号強度が高いほど感知範囲が狭く、低いほど広くなる仕様。
- 最小は1ブロック、最大は16ブロックまで設定可能。
- 信号の種類をフィルタリングできるため、特定の動作や振動だけを検知する装置が作りやすくなります。
この特性により、複雑なレッドストーン回路や、ラップなどで精密な感知システムを構築できます。

スカルク系ブロック活用術まとめ
スカルク系ブロックは、ディープダークや古代都市でしか手に入らない特別な存在であり、探索の緊張感とレッドストーン装置の幅を大きく広げてくれます。
スカルクセンサーや調律型センサーを活用すれば、振動検知による無線信号、侵入者アラーム、アレイとの自動回収システムなど、多彩な装置が構築可能です。
羊毛ブロックによる振動遮断や水中設置による静音化といった工夫を組み合わせれば、使い勝手もさらに向上します。