フロッグライト(カエルライト)が無限に手に入る!
今回は、以前攻略したピグリン要塞にあるマグマキューブスポナーを活用して、マグマキューブトラップを作成しました。
スポナーから湧いてくるマグマキューブを3色のカエル(白・オレンジ・緑)に食べさせることで、フロッグライトを大量に回収できる装置です。建築や装飾に重宝する光源ブロックを、手間なく集められるようになりました!

トラップの基本構成と狙い
このマグマキューブトラップの目的は「無限にフロッグライトを集める」ことです。
処理層には複数のカエルを配置しますす。
さらに、粉雪を2ブロック目の高さに設置することで、大中サイズのマグマキューブに持続的なダメージを与えることができます。
粉雪でダメージを受けたマグマキューブは、やがて小さいサイズに分裂し、カエルに食べられるようになります。
このとき、カエルが小さいマグマキューブを食べると、フロッグライト(カエルライト)をドロップします。

トラップの構成ポイント
- アイテム回収:ホッパー付きトロッコで回収
- 処理層:粉雪を使用して安全にマグマキューブを弱らせる
- 視認性:正面はガラス張りで見た目も重視
- カエル投入:オレンジ、緑、白の3色のカエルを処理層に配置
- 壁や天井の作成にブロックを大量に使用するため、雪ブロックを使用
ハッピーガストに乗って粉雪収集へ
42個の粉雪を集めるためにハッピーガストに乗って雪の斜面を探索。ネザーでは手に入らない素材だけに、オーバーワールドでの遠征が必要になりました。

粉雪とは?
通常の雪ブロックとは異なる性質を持っており、サバイバルモードでは注意が必要な一方、様々な活用法もあります。山岳バイオームのうち、雪の斜面と林に生成されます。
- 通常の雪とは違い、Mobやプレイヤーが沈み、ダメージを与える
- 粉雪に足を踏み入れると、クモの巣のように動きが遅くなり、徐々に沈んでいきます。完全に沈むと凍結状態になり、一定時間経過すると体力が減少するようになります。
- 空のバケツで右クリックすると「粉雪入りバケツ」として回収できます。
- 雪の降るバイオームで大釜を設置しておくと粉雪が溜まります。

マグマキューブスポナーの湧きつぶしについて
マグマキューブスポナーは、通常のモンスタースポナーとは異なり光源による湧きつぶしが効きません。そのため、スポナー周辺の湧き範囲を物理的にブロックで埋める必要があります。
上下1ブロック+四方4ブロックのひし形の範囲が湧き範囲とされていますが、画像のようなブロックの配置で湧きつぶしができました。ブロックを節約したい、トラップを稼働させる際に撤去する手間を省きたい場合にはおすすめです。

今回は、壊しやすさを優先してスライムブロックを使用し、スポナーの湧きつぶしを行いました。しかし、トラップ作成中に誤ってスライムブロックを壊してしまい、マグマキューブが湧いて作業が一時中断してしまう場面がありました。

スライムブロックは回収がしやすい反面、うっかり破壊してしまうリスクも高いため、多少壊すのに時間がかかっても、土ブロックなどのほうが安全面では優れているかもしれません。
マグマの埋め立て作業
マグマキューブトラップ作成の中で最も時間がかかるのがマグマの埋め立て作業です。
砂利や砂を上から落として、マグマを徐々に埋め立てていきます。ある程度埋まったところで、不要になった砂を回収しますが、このときマグマとの仕切りになっている砂まで崩してしまうと、マグマが流れ込みダメージを受けることがあるので注意が必要です。マグマの深さは6〜8ブロックほどありました。
なお、最初に用意していた砂利の量が足りず、途中でオーバーワールドに戻って砂を追加で集めることになりました。安心して作業を進めるには、15スタックほど用意しておくと良さそうです。

ポイント
- トラップに使う部分だけを重点的に埋め立てると効率的
スポナーを中心に13×13ブロック、手前はプラス3ブロック分ぐらい埋め立てました。 - 砂利や砂を大量に用意(ネザーでも砂利は比較的手に入りやすい)
- 耐火のポーションを使用すると安全に作業できる

スポナーを囲う構造について
マグマキューブスポナーを活かすために、次のような構造で湧き範囲を確保します。
湧き層・処理層の設計
- 縦横9×9ブロックのスペースを確保(スポナー中心)
- 高さはスポナー上3ブロックの空間
- 下方向はスポナー下10ブロック掘り下げる
※5ブロック程度の深さでも十分に機能します。 - 処理層に粉雪+カーペット
- スポナーの正面はガラスにして、稼働の様子が確認しやすく!
回収機構の作成:ホッパー付きトロッコを活用
トラップでドロップしたアイテムを回収するために、ホッパー付きトロッコを使った回収機構を採用しました。ホッパーを敷き詰めても良いのですが、その場合は9×9=81個必要です。
まず、床の1列をレッドストーンブロックに置き換え、さらにトロッコのの始点と終点にもレッドストーンブロックを設置します。
次に、アイテムを受け取るラージチェストを手前に設置し、ホッパーを一列に配置します。このホッパーは、ラージチェストにつながるようにします。
レッドストーンブロックの隣にホッパーを設置するとホッパーのアイテムが流れなくなります。
全てのブロックにレールを敷設します。レッドストーンブロックの上と、始点・終点の2ブロック分にはパワードレール(加速レール)を使用します。これにより、トロッコに動力を与えます。

処理層の作成:粉雪でダメージ処理
レールを敷いたら、その上に処理層の床となるブロックを配置します。処理層のブロックには、エンダーマンの侵入を防ぐためにカーペットを敷き詰めます。今回は、市松模様にグレーと白のカーペットを敷いてみました。

さらに、カーペットの上に1マスおきで42個の粉雪を設置。スポーンしたマグマキューブがダメージを受けるようになります。これにより、カエルによるフロッグライトの回収がスムーズに行える処理層が完成します。

カエルの搬入と最終仕上げ
トラップに必要な3色のカエル(白・オレンジ・緑)を用意する工程も重要です。今回は、ネザー内でオタマジャクシにスライムボールを与えることで白色のカエルを成体に育て、さらに現世から連れてきたオレンジ色と緑色のカエルと合わせて、3色すべてを2匹ずつ、計6匹トラップ内に搬入しました。

カエルは落下ダメージを受けないため、高所からそのまま落としてトラップ内に入れても問題ありません。また、カエルは最大で8ブロックの高さまでジャンプできるため、逃げ出さないようにトラップ壁の高さには十分注意しておく必要があります。

最後に、スポナー周囲に設置していた湧きつぶし用のブロックをすべて撤去し、屋根をしっかりとふさいでトラップを密閉します。これで、マグマキューブの自動スポーンとフロッグライトの自動生成が始まる準備が整いました。
カエルとフロッグライトの関係
処理層にマグマキューブが落下したあと、カエルが食べることでフロッグライトがドロップされます。
カエルの色とドロップの違い
- オレンジのカエル:
黄土色(イエロー) - 緑色のカエル:新緑色(グリーン)
- 白色のカエル:真珠色(ピンク)
カエルの育成はこちらの記事をご覧ください。
稼働結果:安定してフロッグライトを回収!
トラップ完成後、実際に稼働させてみたところ、スポナーから16ブロック以内の位置で待機するだけで、次々とマグマキューブがスポーンし、処理層に落下していきます。処理層に設置した粉雪でマグマキューブが弱体化し、待機させておいた3色のカエルが次々と捕食。そのたびに3色のフロッグライトが安定してドロップしました。

ホッパー付きトロッコによるアイテム回収もスムーズに機能しており、カエル6匹、1時間の稼働でフロッグライトが20スタック超集まる高効率な装置となりました。動作も軽く、安定して稼働しているので、建築用の光源ブロックを大量に確保したい人には特におすすめです。

高さは低くても作成可能
今回は、スポナーの下を10ブロック掘り下げてトラップを作成しましたが、5ブロック程度の深さでも十分に機能します。確かに、湧いたマグマキューブが処理層まで届かずに詰まることもあり、フロッグライトの回収量は若干減少しますが、作業の負担やブロックの節約を考えると、この方法も十分に現実的です。
なお、カエルの搬入後に入口をふさぐまでの間は、ジャンプで外に飛び出してしまう可能性があるため、搬入時には周囲の高さや壁の作り方に注意が必要です。

無限フロッグライトで建築の幅が広がる!
このフロッグライトトラップ、完成には資材も時間もかかるものの、一度稼働すれば無限にカエルライトが入手可能。建築映えする光源ブロックとしても人気の素材です。