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菓子折りとは?日本の菓子の由来をさかのぼります

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菓子折りとは、日本の伝統的な贈り物の一つで、お祝い事やお礼、挨拶、お詫びなどの場面で贈られます。一般的には、和菓子や洋菓子、おせんべいなど、様々な種類のお菓子を、箱に詰めて贈るものを指します。

菓子折りは、お茶席などの儀式にも使われます。贈り物の品物や数量、包み方などには、細かいマナーやルールがあります。また、季節や地域によって、贈り物にふさわしいお菓子や包装の仕方が異なることもあります。

日本の文化において、手土産や贈り物は大変重要な役割を果たしています。菓子折りはその中でも一般的な贈り物です。

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和菓子の歴史をさかのぼると・・

日本の菓子の歴史は古く、由来は縄文時代にまでさかのぼるといわれています。木の実を砕いてアクを抜き、団子状にしたものが始まりだったようです。

平安時代になると、宮廷や貴族たちは、重要な宴席や儀式の際に、儀礼用の菓子を用意していました。これらの菓子は、多くは乾燥させた果物や小麦粉や米粉を練った菓子でした。華やかな色彩や文様が施されたものもあったようです。

「菓子」は果物を意味する「果」と種を意味する「子」からできた文字です。古来は果物や木の実が間食として食べられていました。果物を「水菓子」というのはこの名残のようです。

当時は柿や桃、梅、ビワなどの果物や、ドングリや栗、ナツメ、クルミといった木の実が食べられていたようです。

江戸時代になると商業が発展しました。さらに、菓子屋が街中に多く出店するようになりました。

さらに、奈良時代に伝来した砂糖はこのころ普及するようになりました。それでも貴重で高級だった砂糖。そんな砂糖を使った菓子を詰めた「菓子箱」が登場し、贈り物としても一般化しました。

菓子折りへ

「菓子折り」という名称は、菓子の外箱を意味するものでした。それが、外箱に入った進物用の菓子全般を指す言葉へと変わっていったようです。

高級品であった菓子が、薄い木の板を折った箱に入っていた頃、その箱を折箱と表していたことが由来しています。当時、布や紙を折り畳んで包装し、その中に菓子を詰める方法が一般的でした。これが次第に進化し、現在のような「菓子折り」という形式が完成しました。

現代では、菓子折りは結婚式やお歳暮などの贈り物として広く用いられています。そして、日本文化の一つとして、多くの人々に愛され続けています。

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