タイトルだけで動画を作ることができる動画編集ソフトを使って、実際に動画作成に挑戦しました。テクノロジーは日々進歩します。そして、AI(人工知能)はより身近な存在となりました。私たちの生活に浸透しつつあると言っていいでしょう。
動画を作るには、シナリオを書いたり、撮影したり、編集したりと手間がすごくかかります。しかし、その時間と労力をかけずに、動画を作成できるというのです。さて、どのような動画ができるか楽しみです。
動画編集ソフト「Vrew」をダウンロード
AIで動画を作る方法として、今回は「Vrew」という動画編集ソフトを使用します。まず、サイトにアクセスしてソフトをダウンロードします。
無料プラン(音声分析 120分、AI音声 1万字、翻訳 3万字/毎月1日にリセット)で作成していきます。
次に、ダウンロードしたファイルをクリックして開くとインストールが始まります。
ログイン画面が開くので、会員登録してからの利用となります。
動画を設定していきます
会員登録してログインができましたら、画面左上の「新規で作成」をクリックし作成をはじめます。

①右側中央の「テキストからビデオ作成」をクリックします。

②作成したい内容を「テーマの要約」欄に入力します。(動画のタイトル)
今回は「カマキリの生態について」と入力しました。
③動画のタイプは「教育/情報、童話/話、朗読/ナレーション、コメディ/笑い話、怖い話、その他」から選べます。今回は「教育/情報」にしました。
④「動画の台本を入力してください」の文字の右側「…」をクリックすると、BGMを自動挿入、音声、画像を自動生成するか選択でき、色調、スタイルが選べます。
すべて自動でAIに作ってもらうことにします。色調は「なし」スタイルは「写真」にしました。
⑤画面比率を選びます。
台本を作る
さて、台本です。台本は自分で考えて作ってももちろんいいのですが、今回はすべてAIに作ってもらうので、「AIで作文」をクリック。


1分ほどで文章が作成されました。
ところが、途中で止まっているようです。「続きを書く」をクリックして続きを書いてもらいます。
これを3~4回繰り返したのですが、無料アカウントの制限に到達してしまったようです。

仕方がないので、「確認」をクリックして画面に戻ってみると、文章はキリの良いところでうまい具合に終わっているようでした。
では、これで動画を作成してみましょう。
「次へ」をクリックします。
動画を生成

AIが作成してくれています。
タイトルだけで動画はできたのでしょうか

画面が切り替わりました。動画ができたようです。
この画面で、細かい部分の編集ができるので、見やすいようにテロップのみ整えてみます。テロップの内容は変えないでいこうと思います。
テロップの文字の輪郭、背景、影を入れることができます。また、位置の調整も可能です。
さらに、画像やテロップのフェードイン、フェードアウトといった効果も調整できます。
ここでは、テロップの調整だけにしました。


カマキリ・・・?
動画の書き出し

右上の「エクスポート」をクリックして書き出します。
書き出すファイル形式をMP4に設定します。
3分ほどの動画で、設定に5分、テロップの手直しに10分、書き出しに13分ほどかかりました。
タイトルを入れるだけでここまで作れるというのは、本当に驚きです。
ところで、AIで自動生成されたカマキリたちはちょっと不思議な生き物ですね。
自動生成の画像も含めて、これからどんどん精度が上がっていくでしょう。
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